当院が行う骨盤矯正には、次のような特徴があります。

施術の前に、まずは患者様の身体の状態をチェックします。

姿勢をカメラで撮影し症状などをヒアリングしてから、ゆがみの検査に入ります。

撮影した画像をもとに施術前後の姿勢を確認し、患者様自身にも視覚的に施術の効果を実感していただきます。

当院の骨盤矯正では、次のことを大切にし施術を行っています。

低周波から高周波まで複合された電気刺激のことを「複合高周波（ダブルインパクト波形）」と呼んでいます。

低周波は、周波数の低い電気のことで、表層（アウターマッスル）までの刺激にとどまります。

皮膚抵抗が高いため、ピリピリとした痛みを感じやすいことが特徴です。

一方の高周波は、周波数の高い電気のことです。

皮膚抵抗が低いために深部まで電気が届き、インナーマッスルまで刺激して動かせるといわれています。

市販されているEMSは、一般的に低周波刺激に限られるため、表面のアウターマッスルまでしか鍛えられません。

しかし、当院の複合高周波を利用すれば、アウターマッスルからインナーマッスルまで効率的に鍛えられるようになっているのです。

※通常の筋力トレーニングでは、インナーマッスルとアウターマッスルを同時に鍛えることはむずかしいとされています。

EMSで筋肉を刺激することで、10分間に腹筋3000回、15分間で腹筋4500回と同等の筋収縮を起こせるといわれています。

数十分ほど寝たまま体幹トレーニングを受けていただくだけでも、十分なトレーニング効果を得られるようになっています。

体幹の重要性について理解を深めておきましょう。

体幹トレーニングは、胴体部分を集中的に鍛えていくトレーニングメニューです。

筋肉の柔軟性を高めて、体幹をバランス良く、機能的に働かせることがおもな目的となります。

体幹とは、手足や頭部を除いた胴体部分のことを指します。

さらに体幹の筋肉は、アウターマッスルとインナーマッスルの2つの種類に分けられます。

アウターマッスル

表層にある大きな筋肉をアウターマッスルといい、代表例としては「腹直筋（ふくちょくきん）」「広背筋（こうはいきん）」「大胸筋（だいきょうきん）」などが挙げられます。

アウターマッスルには、強い力を発揮して関節を動かす役割がおもにあります。

インナーマッスル

インナーマッスルは、身体の深部にある筋肉を指します。

体幹にあるインナーマッスルとしては「腹横筋（ふくおうきん）」「腸腰筋（ちょうようきん）」「骨盤底筋群（こつばんていきんぐん）」などが挙げられます。

インナーマッスルは、関節の安定感を高めて姿勢を維持したり内臓の位置を支えたりする役割がおもにあります。

体幹の筋力を鍛えるためには、次に挙げるトレーニングがおすすめです。

体調をみて量は増やしたり、減らしたりしても構いません。

・うつ伏せになります

・肘を支点にして、上半身を浮かせます

・腹部に力を入れて、お尻を浮かせていきます

・頭からかかとまでが一直線になる高さで30秒ほどキープします

上記の要領で、プランクを5セットほど繰り返しましょう。

・手を肩幅より広めにして床につけます

・つま先を立てて足を伸ばし、頭からかかとまでがまっすぐになる状態にします

・まっすぐな状態をキープしつつ、脇を締めて肘を曲げていきます

・身体が床につく直前まで下ろしたら、再度肘を伸ばして身体を上げていきます

上記の要領で、腕立て伏せを10回3セットほど繰り返しましょう。

・肩幅程度に足を広げて立ちます

・手を胸の前に組みます

・お尻を真下におろしていきます

・太ももと床が水平になる高さまでおろしたら、再度お尻を上にあげていきます

上記の要領で、スクワットを10回3セットほど繰り返しましょう。

お尻を下ろす際には「つま先と膝の向きをそろえる」「つま先よりも膝が前に出ない」の2点を意識してください。